夏の訪問者

随筆コーナー

夏の訪問者

早いもので恵比須も2年目の夏を迎えました。
今年は梅雨も短く、早々から酷暑の日々が続いております。

さて先日、恵比須に夏の珍客が訪れました。
恵比須は周囲に竹林やバナナの樹、片平山や国見岳など緑が多く、猫やだんざ(穴熊の鹿児島弁)などいろいろな珍客が訪れます。
職員が駐車場を歩いていると足元に黒い虫が一匹。雄のカブトムシでした。
かわいそうなことに左の前足が1本折れてなくなっていました。

事務所の方で保護し、ティッシュの空き箱で簡易の虫かごを作り、恵比須の敷地内に畑をお作りのK様から頂いたおすそ分けのキュウリを箱の中に入れておくと養分を吸って元気に動き回っておりました。カブトムシは排泄をする際に犬のように片足を上げてするのを初めて知りました。

看護師のUさんが子供さんに持って帰る予定だったのですが、いろいろあって忘れてしまっての翌朝、カブトムシは箱の中からいなくなっておりました。女性職員さんのみなさんが少し慌てた様子で一生懸命探し回りましたが見つからず。結局昼過ぎに事務所の中で発見されました。その日は一日看護師さんに見守られて夕方Uさん宅に旅立って行きました。

(文責 ケアマネージャー 坂本啓次)

(月夜野きのこ園 飼育日記より リンクは こちら

Wikipediaより

和名 カブトムシ
学名 Trypoxylus dichotomus

カブトムシ(甲虫、兜虫)とは、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科・カブトムシ亜科・真性カブトムシ族に分類される昆虫の種の標準和名。

分布
日本では本州・四国・九州に分布するほか、日本国外では台湾・朝鮮半島・中国・インドシナに分布する。本来の北限地は青森県とされ、北海道には元々分布していなかったが、人為的に持ち込まれたものが1970年代から国内外来種として定着している。

詳細は こちら

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